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雪山での行動を支えるアルパインウエア

2024/11/18

ラッセルで深雪をかき分け、雪稜を進む縦走登山や、雪面を自由に滑るバックカントリースキー、氷瀑を登る刺激的なアイスクライミングなど、雪上でのアクティビティは多岐にわたります。これらを安全かつ快適に楽しむために作られているのがアルパインウエアです。特徴や機能を正しく知り、目的に合う一着を選びましょう。

モンベル・アルパインウエアの特長

雪山での安全性を高めるシェル素材

雪面で滑りにくい

生地表面の微細な繊維のねじれが、雪面での滑り止め効果を発揮し、安全性を高めています。雪面との高い摩擦力を備えつつ、雪が付着しにくいのも特長です。

高い耐久性

アイゼンやピッケルなど、鋭利な装備を使用し、時に岩稜帯を進むこともある冬期登山。モンベルでは強度と軽量性を兼ね備えたシェル素材を使用しています。

優れた防水透湿性

厳しい風雪や汗冷えによる急激な体温低下を防ぐため、雪や風の侵入を防ぎ、汗の蒸れは外に逃がすゴアテックスドライテック®などの防水透湿性素材を使用しています。

「レインウエア」との違いは?

「アルパインウエア」と「レインウエア」、見た目はよく似ていますが、両者の大きな違いは「雪面での滑りにくさ」、氷やアルパインギアとの接触に耐える「耐久性」、そして過酷な環境でも体温低下を防ぐ「機能・デザイン」といえます。防水透湿性素材を使っているという点では同じですが、ウエアの使用用途がまったく異なります。雪の少ない低山であれば「レインウエア」でも代用可能ですが、本格的な雪山では安全のために「アルパインウエア」を着用します。

保温性が異なる2タイプの生地構造

一枚地タイプ

中に着るウエアの組み合わせによって保温力を調整します。運動量や気温の変化に対応しやすく、さまざまな場面で活躍します。
一枚地ジャケット一覧
一枚地パンツ一覧
 

保温材入りタイプ

保温性が高く、より厳しい寒さにも対応できます。厳冬期の雪山登山やゲレンデスポーツなどに適しています。
保温材入りジャケット一覧
保温材入りパンツ一覧
 

雪山での快適な行動を支える多彩な機能

冬の過酷な環境でも安全・快適に行動できるよう、豊富なフィールド経験から生み出された多彩な機能を備えるアルパインウエア。その機能の一例をご紹介します。

商品によって搭載している機能が異なります。詳細は各商品ページの「特長」欄をご覧ください。

ジャケット

ベンチレーション

脇に配したジッパーを開けば衣服内の汗の蒸れを素早く逃がすことができます。温度調節しやすく、汗冷えを防ぎます。

ダブルスライダージッパー

メインジッパーは下からも開くことができ、ハーネス着用時のロープ操作に干渉しにくい仕様です。

ウインドスカート

ウエスト内部に設けた隔壁布が、雪や寒気の侵入をブロックし、冷気による汗冷えや体温低下を防ぎます。

トライアクスルフード

3方向から多角的にフィット感を素早く調整可能。顔の動きにぴったりと追随し、良好な視界を確保できます。

高めの襟元

風雪が顔に当たるのを防ぐため、襟を高めに設定。ジッパーは直接顔に当たらないようフラップを設けています。

エアレーションシステム

呼気をウエア外に排出し、サングラスなどの曇りを軽減します。また口元の凍りつきも抑えます。

パンツ

ベンチレーション/ボトムジッパー

サイドのべンチレーションジッパーは、ウエア内の熱気を素早く逃がすことが可能。ボトムジッパーはブーツの着脱が容易です。

インナースパッツ

裾からの雪の侵入を防ぎます。足を高く上げてもずり上がらないよう、ブーツに留めておけるタブやドローコードを設けています。

エッジガード

アイゼンやスキーのエッジなどで傷つきやすいパンツの裾内側を、高強度の素材を用いて補強しています。

用途に合わせて選べる2種類のパンツシルエット

アルパインモデル

厳冬期の縦走や登山、アイスクライミングなどに適したモデルです。膝部分には足上げのしやすい立体裁断を施し、すっきりとしたシルエットに仕上げています。裾幅は一般的なパンツの裾幅「レギュラータイプ」です。
「アルパインモデル」パンツ一覧
 

スノースポーツモデル

バックカントリースキーやスノーボードに適したモデルです。屈曲性に優れた立体裁断を施し、ややゆったりとしたシルエットに仕上げています。エッジガードは大きめ。裾幅はスキーブーツに対応する「ワイドタイプ」です。
「スノースポーツモデル」パンツ一覧
 

パンツのサイズ展開が豊富

ウエストのサイズは同じで、股下がレギュラーモデルより6cm短いショートモデルと6cm長いロングモデルを展開。ご自身の体型に合わせて選べます。

用途別おすすめモデル

積雪期登山、スノーハイク、アイスクライミング

高い機能性はもちろん「軽さ」や「動きやすさ」に優れた、すっきりとしたシルエットのモデルが適しています。

ジャケット

パンツ

バックカントリースキー

バックカントリースキーなど、運動量が多くこまめな体温調整が必要なアクティビティには保温材なしの一枚地のアルパインウエアや、素早くウエア内の蒸れを逃がすことができるベンチレーションを備えたモデルが適しています。

ジャケット

パンツ

スキー、スノーボード

比較的運動量が少ないゲレンデスポーツには適度な保温力を備えたモデルが適しています。リフト券やICカードなどを収納できる袖ポケットを備えたモデルが便利です。

ジャケット

パンツ

レイヤリングで快適性を保つ

厳冬期の山でも、登っているうちに体温はすぐに上昇し、汗をかきます。いかに体温調節を行うかの鍵が「レイヤリング」という考え方です。「レイヤリング」とは、衣服を重ね着し、状況に応じて脱ぎ着して体温調節を行うこと。一般的に、肌に触れるベースレイヤーは汗に対する吸水拡散性、中間着のミドルレイヤーは保温性、アウターレイヤーは風、雪(雨)から身を守る遮断性を求められます。
安全・快適に行動するためには、運動量と山域、自分の寒さへの耐性を考慮してウエアをレイヤリングし、体温調節をすることが重要です。

製品を長く快適に使うために

重要なのは日ごろのお手入れです。簡単かつ最も効果的な方法は洗濯で汚れを落とすこと。汚れが付着したままだと、はっ水性が低下し、ウエア本来の性能を発揮できないだけでなく、カビの発生にもつながります。ウエアに付属している洗濯表示に従って、定期的に洗濯するのがおすすめです。
お手入れ・洗濯について 

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