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アルパインウエアは、雪山で安全かつ快適に行動するために作られたクロージングです。ラッセルで深雪をかき分け、雪稜を進む縦走登山や、雪面を自由に滑るバックカントリー、氷瀑を登る刺激的なアイスクライミングなど、雪山でのアクティビティは多岐にわたります。
まずはアルパインウエアの役割や機能を正しく知り、自分に最適なアルパインウエアを見つけましょう。
冬山での安全性を高めるシェル素材
モンベルのアルパインウエアには、雪面での滑り止め効果を発揮するアンチグリース性能が備わっています。毛羽立ちがないため雪が付着しづらく、表面の微細な「しわ」により雪との摩擦が生まれ滑り止め効果を生みます。
アイゼンやピッケルなど、鋭利な装備を使用し、時に岩稜帯を進むこともある冬期登山では、耐久性に優れた高強度のシェル素材が必要です。モンベルのアルパインクロージングには強度と軽量性に優れたバリスティック®や厚手のシェル素材を使用しています。
アルパインウエアの構造
一枚地タイプは保温性はそれほど高くありませんが、レイヤリングの組み合わせによってさまざまな場面に対応できます。運動量が多い場面や激しい天候の変化に対応しやすく、脱ぎ着がしやすいのも特長です。
一枚地ジャケット一覧
一枚地パンツ一覧
保温材入りタイプは高い保温性を持つので、より厳しい寒さにも対応でき、厳冬期の雪山やゲレンデスポーツやスノートレッキングなどに適しています。
保温材入りジャケット一覧
保温材入りパンツ一覧
快適な行動をサポートする多彩な機能
トライアクスルフード
ドローコードとベルクロで調節すれば顔の動きにぴったりと追随し、良好な視界を確保できます。ひさしは先端に芯を入れたバードビルデザインで、雨や雪を効果的に遮ります。
アクアテクトジッパー
止水性が高く、ジッパー部分からの浸水を防止。フラップがいらないため、開閉が容易に行え、軽量化も実現しています。
エアレーション
呼気をウエア外に排出し、サングラスなどの曇りを軽減します。また口元の凍りつきも抑えます。
ベンチレーション
ウエア内の蒸れを排出。素早い温度調節で汗冷えを防ぎます。
ダブルスライダージッパー
ジッパーを下からも開くことができるため、ハーネス着用時のロープ操作に干渉しません。
ウインドスカート
ウエスト内部に設けた隔壁布が、雪や寒気の侵入をブロックし、冷気による汗冷えや体温低下を防ぎます。
そのほかにもフィールド経験から生み出された多彩な機能が、あらゆる環境下で快適な行動をサポート!
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アクティビティで選べるパンツ
厳冬期の縦走や登山、アイスクライミングなどに適したモデルです。膝部分には足上げのしやすい立体裁断を施し、小さめのエッジガードを備え、すっきりとしたシルエットに仕上げています。
バックカントリースキーやスノーボードなどスノースポーツに適したモデルです。屈曲性に優れた立体裁断を施し、ややゆったりとしたシルエットに仕上げています。大き目のエッジガードを備えています。
ベンチレーション/ボトムジッパー
アクセスが容易なサイドジッパーにより、ウエア内の熱気を素早く排出します。登山用ブーツやスキーブーツの着脱が容易なボトムジッパーを備えます。
インナースパッツ
裾からの雪の侵入を防止。足を高く上げてもずり上がらないように、ブーツのバックルなどに留めるタブやドローコードを設けています。
エッジガード
アイゼンやスキーのエッジなどで傷つきやすいパンツの裾内側を、高強度の素材を用いて補強しています。
雪の中での行動を安全快適にするため、多彩な機能が搭載されています
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見た目にはよく似ている「アルパインウエア」と「レインウエア」。両者の大きな違いは「雪面での滑りにくさ」、氷やアルパインギアとの接触に耐える「耐久性」、そして過酷な環境でも体温低下を防ぐ「機能・デザイン」といえます。防水透湿性素材を使っているという点では同じですが、ウエアの使用用途はまったく異なります。雪の少ない低山であれば代用可能ですが、安全のために、本格的な雪山においてはレインウエアで代用するのはやめましょう。
豊富なサイズ展開
ウエストのサイズは同じで、股下がレギュラーモデルより6cm短いショートモデルと6cm長いロングモデルを展開しています。
冬季登山やアイスクライミングに適したモデル
ジャケット
機能性に優れつつもすっきりとしたシルエットのため、「軽さ」や「動きやすさ」に優れたモデルが適しています。
パンツ
パンツは足上げしやすく、すっきりとしたシルエットのアルパインモデルが適しています。
バックカントリースキーにおすすめのモデル
ジャケット
防水透湿性素材にストレッチ性や運動性をもたせたモデルがおすすめです。
スキー・スノーボードやスノーハイクに適したモデル
ジャケット
高い保温性を備えており、ちょっとした雪道散策、雪景色の写真撮影など、比較的運動量の低いシーンやゲレンデスポーツに適したモデルです。スキー場でのリフト券やICカードなどの収納に便利な袖ポケットが付いています。
パンツ
ややゆったりとしたシルエットに仕上げたスノースポーツモデルが適しています。
レイヤリングで快適性を保つ
厳冬期の山でも、登っているうちに体温はすぐに上昇し、汗をかきます。いかに体温調節を行うか、鍵となるのが「レイヤリング」という考え方です。
レイヤリング、すなわち衣服を重ね着し、脱ぎ着することで体温調節を行う、という考え方は夏山と変わりません。一般的に、肌に触れるベースレイヤーは吸水拡散性、中間着のミドルレイヤーは保温性、アウターレイヤーは風、雪(雨)から身を守る遮断性を求められます。
ベースレイヤーには、吸水拡散性の高い化学繊維の「ジオライン®」か、保温性が高く汗冷えしにくい「メリノウール」がおすすめです。ミドルレイヤーはフリースやソフトシェル、化繊綿のウエアを用います。一枚といわず薄手のものを複数枚用いることもあります。ダウンウエアはこのミドルレイヤーに分類されますが、行動中は暑すぎるので、休憩時や宿泊時に着るのが一般的です。アウターレイヤーは、気温やアクティビティに応じて、薄手の一枚地か中綿入りのアルパインウエアを選びます。
快適に行動するには、運動量と山域、自分の寒さへの耐性を考慮してウエアをレイヤリングし、シチュエーションに合せてこまめに脱ぎ着して体温調節をすることが重要です。
メンテナンス
製品本来の機能を発揮するためや、より長い期間ご使用いただくために、定期的なメンテナンスをおすすめしています。お手入れはご自宅でも可能です。洗濯方法や撥水処理まで解説しています。ぜひご覧ください。
お手入れ方法について
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