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さまざまな分野で仕事を支えるモンベル製品

2023/11/1

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モンベルでは「Function is beauty(機能美)」「Light & fast(軽量と迅速)」を基本コンセプトに、数々のアウトドア用品を世に送り出してきました。そして現在では、それら以外に企業や自治体・各種団体で働く専門家からのニーズを取り入れて開発した製品も数多くあります。アウトドア製品の開発で培ったノウハウを生かした、さまざまな分野の仕事を支える製品の一例をご紹介します。

黒滝村森林組合

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国土の約7割を森林が占める日本では、林業はとても重要な産業です。モンベルでは「7つのミッション」の1つに「第一次産業(農林水産業)への支援」を掲げており、その具現として林業用のウエアやギアを開発してきました。各製品はハードな現場で求められる安全性や機能性を追求し、現場のエキスパートたちのリアルな知見をもとに改良を重ねてきました。そうしたアドバイザーの一人が奈良県黒滝村森林組合の梶谷哲也さんです。紀伊半島を中心に困難な伐採現場や技術講習などで活躍されています。

開発した製品

チェーンソー防護パンツ

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チェーンソー防護パンツはチェーンソーの刃から脚を守るために着用するパンツで、伐木(ばつぼく)の現場ではなくてはならないものです。かつては海外メーカーの製品しかなかったため、ネット通販などで試着しないまま取り寄せるしかなく、サイズが合わなくても諦めざるを得ませんでした。林業従事者からは、日本人の体型に合ったチェーンソー防護パンツが求められていました。また、日本の林業現場は欧米と違って傾斜地であることから、動きやすさや軽量性も重要なニーズでした。

試作を重ねて製品化したのが、プロテクションロガーパンツです。日本人の体型に合うように設計されています。背面にストレッチ素材を使用しているため歩行時のつっぱり感がなく、膝に立体裁断を施しているためスムーズな屈伸や足上げが可能です。中空構造の高強度糸を使用することで耐久性と軽量性を両立しています。蒸れを排出するベンチレーションや便利なポケットも備えており、登山用パンツの開発で培った技術が生かされています。

チェーンソーの刃が当たる可能性がある両脚前部には、特殊保護材を内蔵。チェーンソーの刃が当たると、瞬時に繊維が引き出され、刃に絡み付くことで回転をストップさせます。

プロテクション ロガーパンツ

そのほかの開発商品

林業の現場を支える、安全性や機能性を追求した製品を多数開発しています。

モンベルで展開している林業用ウエア・ギアを紹介しています。
林業用アイテムの詳細はこちら

環境省 レンジャー

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環境省のレンジャーの仕事は、国立公園などの施設の維持管理や自然環境保護管理のための調査・巡視など多岐にわたります。施設の維持管理は安全で快適な利用、環境保全において重要な仕事です。モンベルは、自然環境を守ることを大きな使命と考えて活動してきました。環境保全に携わる団体や組織に対し、活動時に使用するアウトドア用品の供給などを通じて支援を行ってきました。2014年に環境省と共同開発、リニューアルした制服もその一例です。

開発した製品

環境省・レンジャー(自然保護官)の制服

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レンジャーが活動する場所は山や海など多種多様な環境があり、時には木道の脇に伸びた草などの刈り取り作業も行われ、行動量の多い場所ではとにかく汗をかきます。特に、暑い時季の巡視や整備作業では通気性や速乾性を備えたウエアが必須です。その他に公園に関わる計画策定といったデスクワークや、式典などへの参加もあります。機能的かつ、さまざまな場面でも着用できる制服が求められていました。

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レンジャーの業務にフィットする、優れた速乾性と通気性を備えたウイックロン素材を使用した半袖と長袖のシャツを開発しました。フォーマルな場面でも着用できるよう、ハリコシがある生地で仕立てています。型くずれしにくく、きっちりとした印象の装いが持続します。両胸にメモ帳や必要な小物などを収納できるポケットを備えます。現在、日本各地の国立公園で管理を担う約300名のレンジャーと、その補佐を務める現地採用のアクティブ・レンジャーが着用し、日々の業務にあたっています。

特注品のため、ご購入いただけません。

日本航空株式会社

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雨風や低温・雪といった過酷な環境から身を守り、快適性を保つウエアは、アウトドアフィールドのみならず、日常の「仕事」の場面でも役立ちます。吹きさらしの広大な駐機場や底冷えのする巨大な格納庫など、空港も季節によってかなり厳しい労働環境となります。2020年に制服のリニューアルを行ったJAL(日本航空)では、モンベルが提案したレインウエアや防寒ジャケットなどのアウターが空港業務の現場に採用されています。

開発した製品

レインウエア、防寒ジャケット

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空港では、航空の安全を支える整備士や飛行機の誘導や荷物の搭降載に携わるグランドハンドリングスタッフなどが業務を行っています。整備では機体の狭いところに入り、屈んだり寝そべる体勢になることも多く、屋外での作業では、雨風や雪にさらされることもあります。ウエアの機能性や着心地を非常に重視されており、各現場での作業効率や集中力を支えてくれるウエアが必要とされていました。

ウエアは、防水性や防寒性、蒸れにくさ、といったアウトドアウエアの機能をベースに開発しました。軽くて動きやすいのはもちろんのこと、仕事で使う工具やフラッシュライトを入れるポケットをつけたり、ヘルメットの上からでもかぶりやすいフードの形状など、細かな工夫を施しています。生地は耐摩耗性を備えた高強度素材を使用し、優れた耐久性を実現。袖口は絞れる形状なので、屋外での業務の際も袖口から雨風が入らず快適に着られます。整備士用とグランドハンドリングスタッフ用を展開。春から秋はレインウエア、冬は防寒ジャケットのように、季節に応じてアウターを変えることができます。現場で働く方々の声を反映したアウターは、国内外の各空港の地上職員約1万5千人が着用し、毎日の業務を支えています。

整備士用

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グランドハンドリングスタッフ用

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特注品のため、ご購入いただけません。

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