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雪山登山、バックカントリー、雪原ハイクなど、スノーシューはさまざまな雪のフィールドで活躍する道具。誰でも気軽に、雪の世界を楽しむことができます。スノーシューの選び方と、各モデルの特長をご紹介します。
フレーム・デッキ
金属製フレームの内側に保水しない生地(デッキ)を張ることで、雪との接地面積を増大させ浮力を発生させます。フレームとデッキを一体成型した樹脂製モデルもあります。
バインディング
靴を固定する器具です。テープだけで締めるタイプ、甲を包み込むフィット感の高いタイプなど、さまざまな形状があります。
クランポン(裏側の爪)
雪を捉え、歩行時のグリップ力を高めます。地形によって、適した爪の形状が異なります。
ヒールリフト
登高時に使用する金属線材で作られた機構。急傾斜を登る際のアキレス腱やふくらはぎにかかる負担を軽減します。
スノーシューが特に必要とされるのは、そのままでは膝下まで埋もれてしまうような、踏み固められていない新雪の上を歩くとき。雪面に対する接地面積が増えるので、体重が分散され沈みにくくなり、快適に歩くことができます。
使用するフィールドや用途によって向いているスノーシューがあるほか、ランニングなど、特定のアクティビティ専用のモデルもあります。
クリックで各モデルの詳細をご覧いただけます。
スノーシューのサイズと浮力
スノーシューが長いほど、デッキの面積が大きくなり浮力も高まります。
<コンパクトなスノーシューを選ぶ場面>
サイズがコンパクトになるほど軽量で取り回しがよくなり、急登や樹林帯など、変化の多い地形で歩きやすくなります。
<浮力の高いスノーシューを選ぶ場面>
ふわふわの新雪の上を歩くならサイズが大きく浮力が高い方が歩きやすくなります。
※アトラススノーシューは、サイズごとに適合荷重(荷物+体重)が設定されているので、選ぶ際の参考にしてみてください。
使用するフィールド
◆ピッケルやアイゼンを使用しない雪山登山、◆バックカントリーツアー
軽量で取り回しのしやすい山岳用スノーシュー。硬い雪面にも対応するグリップ力の良さ、高い歩行性、携行性能を備えています。
【サイズ】20×56cm 【重量】1.72kg
使用するフィールド
◆ピッケルやアイゼンを使用しない雪山登山(レンジMTNシリーズ、レンジBCシリーズ)、◆バックカントリーツアー(レンジBCシリーズ)
剛性・軽量性・柔軟性が特徴のT型アルミフレームを採用したスノーシューです。ノコギリ刃状のフレームがしなることで、凹凸のある複雑な雪面を的確に捉え、トラバース時に強力にグリップします。
<レンジMTN サイズと重量>
【サイズ】18×56cm(22)、20×66cm(26) 【重量】1.72kg(23)、1.83kg(26)
<レンジBC サイズと重量>
【サイズ】18×56cm(22)、20×66cm(26)、21×76cm(30) 【重量】1.65kg(22)、1.81kg(26)、1.98kg(30)
レンジシリーズ製品一覧
「ピックアップアイテム レンジ」
アトラスの公式ブランドサイトで、レンジの特集ページを公開中! 着用中のイメージなども掲載しています。
使用するフィールド
◆ピッケルやアイゼンを使用しない雪山登山(ヘリウムMTNシリーズ、ヘリウムBCシリーズ)、◆バックカントリーツアー(ヘリウムBCシリーズ)、◆雪原でのスノーシューハイク(ヘリウムTRAILシリーズ)
穴をあけて軽量化した樹脂デッキを採用しているため、驚くほど軽量で柔軟性にも富み、あらゆる雪面状況に対応するシリーズです。クランポンとトラクションレールのグリップ力が高い安定性を発揮します。
<ヘリウムMTN サイズと重量>
【サイズ】20×59cm(23)、20×66cm(26) 【重量】1.41kg(23)、1.52kg(26)
<ヘリウムBC サイズと重量>
【サイズ】20×59cm(23)、22×66cm(26) 【重量】1.34kg(23)、1.45kg(26)
<ヘリウムTRAIL サイズと重量>
【サイズ】20×59cm(23)、22×66cm(26)、23×76cm(30) 【重量】1.40kg(23)、1.55kg(26)、1.68kg(30)
ヘリウムシリーズ製品一覧
「ピックアップアイテム ヘリウム」
アトラスの公式ブランドサイトで、ヘリウムの特集ページを公開中! 使用中のイメージなども掲載しています。
パウダースノーのフィールドで必要な機能を残した上でデッキサイズを最小限にし、金属クランポンも排除して軽量化に特化したモデル。
固く締まった雪面では十分なグリップ力が得られない可能性があります。
【サイズ】22×46cm 【重量】0.92kg
「ピックアップアイテム アップランド」
アトラスの公式ブランドサイトで、アップランドの特集ページを公開中! 着用中のイメージなども掲載しています。
使用するフィールド
◆ピッケルやアイゼンを使用する雪山登山
カジタックス アイゼン専用設計で、素早く着脱でき、ずれにくいスノーシューです。スノーシューとアイゼンを併用するような、起伏に富む日本のフィールドに適しています。
<カジタックススノーシュー56 サイズと重量>
【サイズ】21.6×56cm 【重量】1.46kg
<カジタックススノーシュー46 サイズと重量>
【サイズ】20.4×46cm 【重量】1.22kg
カジタックスアイゼン専用設計
カジタックスアイゼンの前爪を通して着脱できる設計なので、素早く装着でき、ずれにくく、安定した歩行が可能です。
ヒールフリーデザイン
本体にヒールが固定されていないため、登り下りともにアイゼンの爪が雪面をがっちりとつかみ深く刺さります。
高い携行性
フレームを重ねると、非常にコンパクトになり、携行性に優れています。
軽量ながら高い剛性を誇る「カジタックスアイゼン」
冬季の本格登山から縦走、アルパインクライミングまで幅広く対応するカジタックスアイゼンのラインアップを特集ページでご紹介します。
トレッキングポール
バランス補助のために、スノーシューを使用する際はトレッキングポールを使用するのをおすすめします。雪にしっかりと突けるようにスノーバスケットを装着して使用します。雪が付着しづらいグリップを採用したモデルがおすすめです。
スノーシューサック・ギアホルダー
スノーシューサックはスノーシューを収納して、バックパックへ取り付けることができるほか、簡易バックパックとして背負うこともできます。ギアホルダーは、スノーシューはもちろんさまざまなスノーギアをバックパックに外付けできるアイテムです。
フットウエア
雪山登山で使用する時は剛性の高い冬山用登山靴、スノーシューハイクの場合は、それよりもライトなウインターシューズがおすすめです。どちらも保温材入りのものを選ぶのが共通する点です。モンベルストア店頭でお持ちのスノーボードブーツとのフィッティングを確認てきます。スタッフまでお気軽にお問合せください。
雪山登山向けフットウエア
スノーシューハイク向けフットウエア
ランニングの妨げになりにくいフレーム形状と、柔らかいアッパーの靴にも対応するラップバインディングを組み合わせた、アトラス最軽量モデル。
【サイズ】20×56cm 【重量】1.17kg
子どもでも扱いやすいように設計したキッズ専用のスノーシューです。一体型のフレームとデッキで耐久性を高め、軽い足運びを追求しました。子どもでも簡単に脱ぎ履きができ、左右2枚を重ねてコンパクトに持ち運びできます。
キッズのアウトドア装備ガイド(秋冬編)
トレッキングや雪遊びはもちろん、トラベル向けのアイテムまで、シーン別に特集ページでご紹介します。
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