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【Cycle Sports × mont-bell】モンベルの高機能素材ウエアで夏も快適サイクリング!

2025/6/9

今年の夏もきっと暑い。それでもサイクリングを諦めない人を支えてくれるのが、モンベルが展開する多彩で高機能なサイクルウエアだ。

(2025年5月20日発行 / 発行元:八重洲出版)
text◉田村浩 photo◉茂田羽生

サイクリスト :『サイクルスポーツ』副編集長・エリグチさん

自転車で遊ぶことに首ったけの副編集長。今春長女に恵まれ、モンべルのベビーアイテムをチェックする日々。子育てと編集と外遊びの全てに全速前進ヨーソロー!

着用アイテム

休日の一日を充実させるには快適なウエア選びから

2025年、創業50周年を迎えた総合アウトドアブランド「モンベル」。その豊富なラインナップの一画を構成するのがサイクルウエアだ。あらゆるシーン・季節に対応するウエアや各種の防寒・防暑アイテムがそろっている。ここでは今すぐ活躍してくれる初夏〜盛夏向けのサイクルウエアを中心にピックしていこう。

上で本誌副編集長のエリグチが着用しているトップスは、WIC.サイクルロングスリーブジップシャツ。優れた吸水と拡散性を備えた「ウイックロン」を生地に採用しており、肌触りの良さと、汗をかいても不快になりにくい通気性と速乾性を実現している。パンツはペダリングショーツライト。この上下の組み合わせは、峠越えを含むツーリングからカジュアルな街乗りまで、初夏の様々なシーンで活躍する。

こうした定番ウエアにプラスして、ショートスリーブのジャージやレインウエアをそろえていけば、気温や天候の変化に対して柔軟に対応することができるのだ。

「いつも外遊びにおいて、“モンベルなら大丈夫”という安心感は絶大です。今回の自転車アイテムも、高機能素材を適材適所に使用したカッティングや、細部の『これは便利!』と思える機能まで、使い勝手を考え抜かれた製品作りを体感できますね」(エリグチ)

ボトルに水を汲んで出発!

最新ウエアの実力を体感するべく、向かったのは埼玉県西部の奥武蔵。輪行で林道群にアクセスし、標高800mの峠越えだ。

上りと下りが多いルートなので、気温と天候、そして運動強度の変化に応じたウエアリングが快適なサイクリングのポイントになってくる

 

TIPS 紫外線対策はマスト!

日焼けは火傷そのもの。その原因となる紫外線のピークは7、8月と言われているが、天候次第では春~初夏でも紫外線は強い。頭部、腕、脚などを専用アイテムでしっかり守れば、体力の低下を抑えてくれる。体感温度を下げるためにも、紫外線対策は欠かせない
トレール クール アームカバー Men'sWIC.クール サイクルフェイスカバー

その日の気温や天候に合わせた着こなしを

ショートスリーブジャージの出番が増えるシーズンだが、サイクリングの活動シーンは幅広い。標高が上がれば気温は下がる。北海道や東北へ足を延ばせば、真夏でも凍えるような気温を経験することも珍しくない。

もちろん雨だって降る。そのため、夏用の軽快なウエアを着用するシーンでも、防風防寒のためのアウターウエアを携行すれば安心感は高い。その切り札になってくれるのが、サイクルレインジャケットだ。

PICK UP! 高機能素材を採用したサイクリングウエアを紹介!

夏場も爽快に着こなせるカジュアルなジップシャツ

あらゆるアクティビティで活躍している快適素材「ウイックロン」(ポリエステル)を採用したWIC.サイクル ロングスリーブ ジップシャツ。非常に通気性に優れているので、夏場でも汗をスムーズに拡散してくれる。ロングスリーブなので、紫外線から腕全体を守ってくれるのは言うまでもない長所。肌触りが天然素材のように優しいのも魅力だ。シルエットはややゆったりしており、自転車を降りたシーンでも風景に溶け込む。「どんな暑い夏でもサラッと着続けることができ、気になるニオイもノンストレス。個人的には夏場でも長袖モデルを選ぶことが多いですね。ハーフジップなのでスポーティ過ぎず、キャンプライドなどでも選びたくなる一着です」(エリグチ)

走行時でも揺れないジッパースライダーを装備。脱ぎ着のしやすさと、上体の動きを妨げない自然な着用感を両立している。シンプルなカラーリングも特徴で、どんな自転車にも似合う

背部の裾にはシリコン系のテープを装備。「バックポケットにスマホなどを入れた際に、裾がだらんと下がることをテープが防いでくれ、乗車時の自然なシルエットや着用感が保たれます」(エリグチ)

バックポケットは3つ。シックでカジュアルな装いのシャツだが、サイクルジャージとしての機能性も充実

Point 「レイヤリング」が快適さの重要ポイント

より厳しい環境で行動する登山におけるウエア選びでは、インナー・ミッド・アウターといったウエアを組み合わせる「レイヤリング」が基本的な考え方となる。これはサイクリングにも役立つ考え方であり、モンベルでは自転車用のインナーウエア(アンダーシャツ)も充実している。寒い季節は防風性や保温性を備えたタイプを選ぶが、ジオライン L.W.サイクルアンダーTシャツはオールシーズン活用できる汎用性が魅力。

深い前傾姿勢にもフィットする身頃の長さがあり、腰まわりの露出を防いでくれる。前面に用いられている素材は保温性と速乾性に優れ、背面の素材はより通気性を重視した素材を選んでいる

「ジオライン」はモンベルがアンダーウエアのために開発した素材であり、こちらはその拡大図。繊維内部にある隙間が汗を吸い上げ、広範囲に拡散することで優れた速乾性を実現。制菌・防臭効果や伸縮性もあり、快適な着心地を保つ

軽い、小さい、蒸れにくいサイクリストの新たな守護神

モンベルが他のブランドを寄せ付けない圧倒的な強みを発揮しているのがレインウエアだ。ブルベなど本気で雨天走行を考える必要があるシーンでは、モンベルのレインウエアは「制服」と言っても過言ではない。中でもU.L.サイクルレインジャケットは、確かな防水性能と名前どおりの「ウルトラライト」な携行性によって、多くの愛用者を獲得した。今春に登場したモデルでは、防水透湿素材にゴアテックスに代わって「スーパードライテック」を採用。「汗がこもる感じやゴワつきがないのに、高い防水性を備えていることに驚きです。裏地はさらりとした肌触りで、上り下りのあるコースのライド中だけでなく輪行シーンまで、一日を通して羽織っていたくなります」。

着脱できるフードを装備。ドローコードとベルクロで着用感(視界の広さ)も調節できる。襟(前立て)が高めになっており、やや首を上げた乗車姿勢でも風雨の侵入を防いでくれる

背中側と袖の素材はストレッチ性があり、ストレスを感じることなく乗車姿勢を取ることができる。防水のアクアテクトジッパーや各所の再帰反射プリントなども安心なライドにつながる

 

CHECK! 有機フッ素フリー素材の採用とメンテナンスのコト

アウトドアウエアに欠かせないのが「はっ水」(水を弾く)性。この機能を得るため、従来はPFAS(有機フッ素化合物)を使用した成分が主流だったが、PFASは環境への悪影響が懸念されている。そのためモンベルではPFASを使わない素材への移行を進めている。ただし、PFASを使わないはっ水剤は耐久性に劣るとされる。そのため、高機能洗剤を使ったメンテナンスが重要。乾燥機などを使用した「熱処理」や、はっ水剤の使用もはっ水性能の維持に有効だ。

日帰りツーリングをサポートするアイテムを紹介

小さくて頼もしい魔法の絨毯

U.L.リンコウバッグ
10デニールという極薄生地を採用することで、従来のコンパクトリンコウバッグよりも大幅に軽い155gという重量と小さな収納サイズ(4×7×12cm)を実現した輪行袋。自転車の収納方法は従来と同じ横型なので、直感的に扱うことができる

背中にフィットしつつ蒸れにくい

サイクールパック 10
30デニールのリップストップナイロン生地を採用した軽量(815g)なバックパック。背中との間に風が通る「V.B.P.システム」のお陰で蒸れ感が少ない。容量は10Lなので、日帰りの輪行ライドに最適なサイズ。容量20Lモデルもあり

夏だからこそ、楽々水分補給

スクイズボトル プラス
本体の素材が軟質のポリプロピレンとなっており、軽く握り込むだけで楽に飲料を飲むことができる。ストロー付きなのでボトルを傾ける必要がなく、飲み口にはロック機構がある。保冷効果と余裕ある容量(580mL)もうれしい

モンベルストア

モンベルでは直営ブランドショップである「モンベルストア」を国内外に125店舗以上展開しているが、その中には「サービスピット」として、スポーツバイクのプロショップと同等のメンテナンススペースを構える店舗も展開。そんなサービスピット設置店は、パーツやバッグ類から車体までサイクル商品が充実しているだけでなく、国内外の他社製品も幅広く網羅している。そして専門スタッフも在駐し、購入から車体のカスタムまでをプロの目線から提案できるというのも魅力だ。
今回紹介するのは、東京都町田市の大型ショッピングモール内にある「モンベル グランベリーパーク店」。

2階建てが2棟並ぶ店舗は関東圏最大規模であり、こちらはサイクル商品のラインナップも国内で屈指のものとなっている。クロスバイクにロードバイク、小径車やMTBにeバイク、そして旅の相棒にぴったりのグラベルバイクに至るまで、現在のトレンドを押さえた商品展開で、子供用自転車も合わせると常時200台程度が店内にズラリ。
そうしたハード面はもちろんのこと、モンベルストアでは日本全国の「ジャパンエコトラック」の冊子を無料配布している。次なるサイクリングの行き先までを提案してくれる、まさにサイクリストの強い味方となる拠点なのだ。

グランベリーパーク店

さまざまな自転車をラインアップ

パンク修理からオーバーホールに至るまで応対し作業を行う。もちろん持ち込みにも対応

モンベル グランベリーパーク店はジャパンエコトラック「神奈川」の「境川サイクリングルート」の起点にもなっている。車体の販売や整備だけでなく、定期的なバイクメンテナンス講習会の開催や、自転車保険加入サービスも行っている。

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