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雪山装備基本ガイド2021-22

2021/11/29

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冬にしか出会えない景色を味わいに、白銀の世界へ踏み出してみませんか。雪山を快適に楽しむための基本装備をご紹介します。

雪山の楽しみ方

低山で楽しむスノーハイク

広大な雪原でスノーシュー

山頂を目指して雪山登山

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初めての雪山なら低い山で楽しむスノーハイクがおすすめ。確実な保温対策をすれば、トレッキングポールと軽アイゼンで楽しめます。

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雪の上で沈み込まず、浮かぶように歩けるスノーシュー。冬ならではの自然観察や、動物の足跡探しなども楽しみの一つ。

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アイゼンやピッケルを使用して山頂を目指す、雪山登山。適切な装備と技術が必要ですが、山頂からみる絶景と達成感は格別です。

雪山で気をつけること

使用する装備次第でさまざまな楽しみ方ができる雪山ですが、他のシーズンと比べて山の状況や気象条件が過酷で、それに対応する技術も必要になります。雪山に必要な装備をそろえ、技術を身に付けて、白銀の世界に踏み出しましょう。

天候や山の状況を事前にリサーチ

山の天気は変わりやすく、天候によって行動が大きく左右されます。近郊の低山といえども、急な吹雪でホワイトアウトしたり、雪が深く、思うように行動できない場合もあります。天気予報や、山小屋の発信している情報を事前に確認しましょう。

低体温症と凍傷にならないために

低体温症と凍傷は低温下で引き起こされます。予防にはまず保温が大切。衣服など身につけたものを濡らさないこと、風をシャットアウトすること、肌を露出しないことなどがポイントです。雪山に適したウエアを選びましょう。

基本的な雪山装備
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1.帽子・ヘルメット
凍傷を避けるため、耳まで覆える保温性の高い帽子を。滑落や落石の危険がある箇所では、ヘルメットを装着します。

2.アイウエア
眩しさを抑え、紫外線を防ぎます。強い風雪のときはゴーグル、それ以外はサングラスが使いやすいです。

3.ウエア
雪山のウエアは、レイヤリング(重ね着)を基準に考えます。大きく分けるとアウター・ミドル・ベースレイヤーの3層で構成されます。

4.グローブ
防水のアウターと保温性のあるインナーの組み合わせが一般的。濡れに備えて、予備のグローブも必ず携行しましょう。

5.フットウエア
雪山に適した保温性や機能性を備えた登山靴を選びましょう。窮屈なものは血流が滞りやすく凍傷のリスクが高まります。

6.バックパック
雪が付着しにくく、ピッケルが装着できるモデルであれば、夏山登山で使っているバックパックを流用できます。

7.ピッケル
斜度のきつい雪面を登る際や滑落停止に使う重要な装備。傾斜が緩いところではトレッキングポールを使います。

8.アイゼン
凍りついた雪面や雪の付いた岩稜など、雪山でのさまざまな状況に対応するためには、前爪のある10本爪、12本爪のアイゼンが必要です。

雪山ウエアの選び方

雪山では状況によって体感温度が大きく変わります。ウエア選びでは異なる機能を持った衣服を重ね着し、天候や運動量に応じて脱ぎ着することで衣服内の環境を快適に保つレイヤリング(重ね着)の考え方が重要です。

ウエアの組み合わせ「レイヤリング」


快適に行動するには、運動量と山域、自分の寒さ耐性を考慮してウエアをレイヤリングし、状況に合わせてこまめに脱ぎ着して、体温調節するようにしましょう。

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レイヤリングはシチュエーションに合わせて調整しよう!

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アウターレイヤー

雨・風・雪などから体を守る
雪山用に開発されているアルパインウエア。過酷で激しく変化する環境に対応するために、優れた素材と高い機能、最先端の技術を組み合わせたウエアが求められます。

雪面で滑りにくいアンチグリース・シェル素材

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繊維のねじれがもたらす生地表面の微細なシワが、雪面での滑り止め(アンチグリース)性能を発揮します。

雪や風をブロックし、蒸れを解消

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雪や風の侵入を防ぎ、汗などの水蒸気は外に逃がす防水透湿性素材を使用しています。また、生地表面には耐久はっ水加工を施しています。

ミドルレイヤー

保温性を確保しつつ蒸れを逃がす
さまざまなアイテムから選べるミドルレイヤー。防風性とはっ水性があり、荒天時以外はアウターとして使えるソフトシェルや、軽くて暖かいフリースもおすすめです。

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ソフトシェル

防風性と保温性に優れ、アウターとしても使えるハイブリッドウエア

化繊綿ウエア

伸縮性に優れ、コンパクトに収納できる、濡れても保温力が落ちにくい中綿ウエア

フリース

軽くて暖かく、お手入れも簡単なフリース

ベースレイヤー

汗冷えを防ぎ暖かさを保つ
メリノウールを使ったウエアは保温性を重視する方におすすめです。吸水拡散性に優れた化繊素材のジオラインは、運動量が多い状況や、発汗量の多い方におすすめです。

素材と厚みで選べます

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Exp(厚手)

M.W.(中厚手)

休憩時に役立つ中綿入りウエア
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雪山では行動中は汗ばむほどに暑くなりますが、休憩時は急激に体感温度が下がります。優れた保温性を持ち、軽量コンパクトになるダウンウエアを保温着として携行するのがおすすめです。

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モンベルのダウンは、一般的なダウンより保温力に優れる高品質なダウンを使用しています。FP(フィルパワー)の数値が高いほど、高品質のダウンです。
世界最高品質「EXダウン」特集

雪山の基本ギア・小物
帽子・グローブ

手や耳などを冷やさないように、グローブや帽子を装着しましょう。

ヘルメット

滑落や落石の危険がある箇所では、頭部を守るヘルメットを装着しましょう。

アイウエア

紫外線による目の炎症を防ぐため、ゴーグルやサングラスを。自分の顔の形に合ったものを選びましょう。

バックパック

バックパックの容量は、必要な装備の量に合わせて選びます。雪山に適した機能を備え、なるべくシンプルなモデルを選びましょう。

背面の素材

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雪が付着しにくい、背面がメッシュでないモデルがおすすめ。

ピッケルの装着


前面のホルダーにピッケルを装着できます。

フットウエア

雪山登山で使用する登山靴はアイゼンの使用を考慮してソールの堅いものを。アイゼンと靴には相性があるので、使用する靴に試着してフィット感を確かめてから購入しましょう。
靴下は、保温性の高い厚手・極厚手から選びましょう。

ワンタッチアイゼン対応モデル

セミワンタッチアイゼン対応モデル

冬の低山ハイクおすすめモデル

ソックス

アイゼン
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雪山登山で使用する場合は前爪のある12本爪アイゼンがおすすめです。アイゼンと靴には相性があるので、使用する靴に試着してサイズ合わせをしましょう。

軽アイゼン

通常のアイゼンに対して、爪の数が少なく、比較的雪が少ない場所や夏山の雪渓などで使用されることが多いものは「軽アイゼン」と呼ばれています。軽アイゼンは靴底の柔らかいトレッキングシューズにも着用することができます。

スノーシュー

雪原でのハイキングや、雪深い斜面を登ったりと、さまざまな場面で活躍します。フィールドの特徴やシチュエーションに合わせて選びます。

ピッケル・ポール

森林限界以下の山では、雪上歩行でバランスを取るためにトレッキングポールがあると便利。雪山登山では、滑落停止やバランス補助などで活躍するピッケルも使います。

保温ボトル・バーナー

休憩中に温かい飲み物で体を温めるため、保温ボトルは必ず持って行きましょう。バーナーがあれば雪からお湯を作れます。

緊急時に役立つ
必ずもっていきたい装備

日没までに下山できなかったときや、けがをしたときなど緊急時に役立つ装備です。テント泊や山小屋泊はもちろん、日帰り登山でもパックパックに入れておきたいアイテムです。

ツェルト

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強風時の休憩や非常時のビバークの備えとして

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ヘッドランプ

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出かける前に電池が切れていないか必ず確認

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ホイッスル

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自分の位置を知らせるのに役立つ

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エマージェンシーシート

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体を外気から守り体温低下を防ぐ

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ファーストエイドキット

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絆創膏や痛み止め、テーピングテープなどを準備

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ナイフ

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料理や細引きを切るなど多用途に使える

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雪崩に備える三種の神器

雪崩が予想される山域やルートの場合、アバランチ(雪崩)ギアを携行することが推奨されています。いざという時に適切に使えるように、捜索訓練などで使い方を確認しておきましょう。

ビーコン

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埋没者の位置特定のために ※一部モンベルストアで取り扱いあり

アバランチギア

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雪面にさして埋没者を探す

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スノーショベル

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雪を掘って埋没者を救出

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装備チェックリスト

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日帰りの山行を想定した装備リストです。対象とする山域、時期、天候により、適した装備が異なる場合があります。お近くのモンベルストアでお気軽に相談ください。

PDFファイルはこちら(293KB)

モンベルのアウトドア保険:雪山でのもしもに備える

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万が一の事故のときに発生する費用を補償してくれる山岳保険への加入は、雪山登山の“必須装備”といっても過言ではありません。モンベルではピッケル・アイゼンを使用した本格的な山岳登はん向けに、短期補償型と長期補償型の2種類の保険をご用意しています。
アウトドア保険について

雪山登山の技術を実地で学ぼう!

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M.O.C.(モンベル・アウトドア・チャレンジ)では、雪山登山をより安全に楽しむために、最も重要なピッケルワークとアイゼンワークなどの技術を習得できる講習会を開催しています。
公認山岳ガイドが指導する登山技術実践講習会はこちら

講習会以外にも雪山登山を安全に楽しむためのおすすめイベントが盛りだくさん! はじめての雪山は、ぜひ安心のガイドツアーでお楽しみください。
M.O.C.の雪山イベント一覧はこちら

監修 山岳雑誌『岳人』

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山の魅力や楽しさ、そこで生まれた文化をより深く掘り下げてお伝えする、山岳雑誌『岳人』。美しい写真や一歩踏み込んだルポが好評の特集や、知的好奇心を満足させる連載、役立つ登山情報などが満載です。
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