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はじめての山歩き 基本装備ガイド

2021/4/19

日帰り登山を安全・快適に楽しむために必要な基礎知識や基本装備をご紹介

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澄み切った空気、木漏れ日が差し込む森、雄大な山々の造形美……。息を弾ませ、高みへと足を運ぶ。日常とは違う充実のひととき。外で食べるごはんやティータイム、風景や植物などを写真で切り取るのもまたすてきなものです。
たくさんの楽しみ方がある山歩きですが、そこは町とは違う自然の中。ゴツゴツとした岩場やぬかるんだ道が現れ、強い日差しや風雨にさらされることもあります。そんな状況で真価を発揮するのが登山用のウエアやギアです。登山を安全・快適に楽しむために必要な基本アイテムや山の基礎知識についてご紹介します。

新型コロナウイルスに対する適切な感染対策を講じた上で、安全に留意して登山をお楽しみください。

山の基礎知識

どんな山がいい? はじめての山選び

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「新緑を楽しみたい」「眺めのよい山頂を目指したい」など、まずは行ってみたい山のイメージを膨らませてみましょう。最も重要なのは、自分のレベルに合った山を選ぶこと。ガイドブックやインターネットの情報を参考に決めることもできますが、登山経験者に相談した上で同行してもらったり、モンベル・アウトドア・チャレンジ(M.O.C.)のトレッキングツアーなどに参加して、山歩きの基本を経験者から学ぶのが賢明です。

山選びのポイント


・登山口から頂上までの標高差が300m以下で、歩行時間が2時間程度のコースがある山
・ポピュラーで登山者の多い山(登山道やトイレなどの施設が整備されていることが多いので安心です)

気候条件による、気温や体感温度の変化について


標高が100m上がるごとに気温は0.6℃低くなり、風速が1m/s増すごとに体感温度は約1℃ずつ低くなるといわれています。防寒着の不足や過度な発汗による汗冷えは低体温症につながる恐れがあります。適切なレイヤリングで防寒対策をしっかりと行いましょう。

登山計画と登山届

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行き先が決まったら、自分の体力やスキルを考慮し最適なコースを選びます。グループ登山では、体力や経験値が最も低いメンバーに、コースレベルや歩行ペースを合わせるのが基本。地図を見て、標高差やコースタイム、クサリ場や危険箇所の有無などを参考に、コースを決定します。メンバーとコース、日程などが決まったら登山届を作成し、あらかじめ家族や友人にコピーを渡した上で、登山当日に登山口のポストに投函します。
最近では、Eメールやオンラインフォームから登山届を受け付けている自治体も増えているので、事前に自治体などのホームページでご確認ください。

山歩きのルールと安全対策

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■備えを怠らず、山でのルールを守って、安全第一で山歩きを楽しみましょう。
■登山道でのすれ違いは「登り優先」が基本。道を譲るときは、滑落の危険がある谷側ではなく身を寄せやすい山側に避けましょう。
■道に迷ったら…確認できる場所まで引き返すのが基本です。沢や谷には決して降りないこと。
■日没が迫ってきたら…登頂を果たしていなくても欲を出さず、引き返して下山しましょう。ヘッドランプの使用を前提にする行動計画は危険です。

登山の基本は「早立ち・早着き」


安全のために、早めの出発・早めの下山のスケジュールを組みます。15:00までには下山できる計画にしましょう。たとえ里山、低山といえども暗闇の中で道に迷ってしまったら一大事。日が暮れてしまった時のために、日帰り登山でも必ずヘッドランプを携行してください。

天候悪化に備えて


山の天気は変わりやすいもの。常に時間にゆとりを持って行動するよう心がけてください。事前に天気予報を確認し、悪天候が予想される場合は登山を中止しましょう。夏は落雷、突風、短時間の大雨などの激しい気象現象が発生しやすくなります。天気予報が快晴であっても、レインウエアは必ず携行しましょう。

基本の登山装備

安全・快適な登山は、最適な道具選びから。登山に欠かせない三種の神器(レインウエア・バックパック・フットウエア)をはじめ、さまざまな登山装備をご紹介します。

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ウエア


汗や雨によって体を濡らしてしまうのは登山の大敵! コットンのTシャツやジーンズは乾きにくく、登山には向いていません。
アウター・ミドル・ベースの3層で構成される、レイヤリングの考え方に基づいてウエアを選びましょう。

バックパック


容量は必要な装備の量に合わせます。日帰り登山なら20~30L程度の小~中型パックがおすすめです。選ぶときに重要なのはバックパックの背面の長さが自分の体に合っているかどうか。合っていないと肩や腰などの重量バランスが悪くなり、負担が大きくなります。

フットウエア


ローカット・ミドルカット・ハイカットと足首周りの高さで大きく三種類に分けられます。荷物の少ない日帰り登山にはミドルカットがおすすめです。クッション性の高い厚手の靴下も重要な装備。登山靴のフィッティングにも影響するので、登山靴を購入する際には、実際に使用する靴下で試し履きをしましょう。

【 POINT 】レインウエアは必須アイテム
山の天気は変わりやすいもの。雨で身体を濡らしてしまうと低体温症に陥る危険があります。レインウエアは上下セットで必ず持参しましょう。防水グローブやハットがあれば、雨の中でもより快適に行動できます。フットウエアはGORE-TEX素材の防水仕様のものを選びましょう。バックパックにはパックカバーを被せれば雨で荷物が濡れるのを防げます。

モデル着用アイテム

レイヤリングの重要性
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気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるといわれ、3,000m級の山の稜線では平野部より20℃も低くなることがあります。ただし、厚着をするだけでは汗をかいてしまい、体を冷やす原因となります。
そこで重要となるのが「レイヤリング」です。レイヤリングとは適切に脱ぎ着することで快適な衣服内環境を保つという考え方です。重ね着するウエアを、アウターレイヤー、ミドルレイヤー、ベースレイヤーの3つの層に分け、それぞれの役割を発揮することで、登山の快適性や安全性を保ちます。登山中は状況に応じてウエアを調整しましょう。

アウターレイヤー(防水・防風)…雨風から体を守る。
ミドルレイヤー(通気・保温)…空気の層を作り、保温性を確保しながらウエア内をドライに保つ。
ベースレイヤー(吸汗・速乾)…肌表面の汗を素早く吸水拡散し、汗冷えを防ぐ。
レイヤリングシステムについて

アウターレイヤー

雨や風から身体を守る役割を持つのがアウターウエア。防水透湿性や保温性、軽量性など、用途に応じた機能で選びましょう。ウインドシェルは晴れている稜線歩きなどで重宝します。

ミドルレイヤー

運動量の多い登山では、汗をかいても素早く乾く動きやすいウエアが適しています。気温が高いときは肌離れのよい薄手のシャツが快適。高山など気温の低い山では中厚手のものを選びましょう。また「暑いな」「寒いな」と思ったらすぐに脱いだり着重ねたりして、快適な状態を保ちましょう。

ベースレイヤー

大量に汗をかく登山では、汗を素早く吸収拡散させて肌を常にドライに保ち、汗冷えを防ぐことが重要です。乾きにくいコットン製の下着は登山には不向き。速乾性を備えた高機能アンダーウエアを着用しましょう。気温の高い時期なら、速乾性のあるTシャツで代用するのもよいでしょう。

日帰り登山を想定したその他の基本アイテム
防寒着

長時間休憩する時は、汗冷えしてしまう前に防寒着を羽織りましょう。行動中は薄手のウエアでよくても、日陰や稜線で立ち止まるとたちまち寒気を感じることもあります。気温や標高に応じて、最適な保温力のものを用意しましょう。

パンツ/スカート/タイツ

歩行時に足を動かしやすいよう、ストレッチ性に優れた生地や立体裁断が施されたものを選びましょう。ショーツやスカートを履く場合にはタイツを着用しましょう。足を保護するだけではなく、歩行をサポートする機能を持ったタイツもラインアップしています。

バックパック

日帰り登山には、20~30Lの小型パックがおすすめです。荷物が多くても安定して背負えるフレームを内蔵したモデルや軽量モデル、収納力に優れたモデルなど、用途にあわせて選びましょう。パックカバーが付いていない場合は別売のパックカバーを持参しましょう。

フットウエア/ソックス

トレッキングシューズは、足を守り山での歩行をスムーズにしてくれる必須アイテムです。必ず自分の足のサイズ、形にあったものを選びましょう。日帰りならば、軽快に歩けるミドルカットがおすすめです。ソックスはコットン素材では保水してしまうため、化繊やウール素材の厚手のものを選びましょう。

帽子/グローブ

山での紫外線量は平地よりも強く、標高が1,000m高くなるごとに10%ずつアップするといわれています。紫外線対策には帽子やグローブ、アームカバーを着用するようにしましょう。清涼なメッシュ素材のものなら、暑い季節でも快適です。


ボトル/リザーバー

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水分補給はこまめに行いましょう。保温ボトルは保温・保冷効果に優れさまざまシーンで活躍します。

詳細情報

サングラス

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強い紫外線から目を守るためにサングラスをかけましょう。

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トレッキングポール

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登りでは体の引き上げ、下りでは足にかかる負担を軽減してくれます。

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ヘッドランプ

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思わぬトラブルにより下山が遅れる場合があります。日帰り登山でも必ず持参しましょう。

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熊鈴

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野生動物に人の存在を知らせるためのアイテムです。

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サプリメント

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効果的に摂取することで登山中の筋疲労を和らげ、回復を効率的に促します。

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緊急時に役立つ装備

ケガをしたときなど、緊急時に役立つ装備。山小屋泊やテント泊はもちろん、日帰り登山でもバックパックに入れておくと安心です。

新型コロナウイルス感染対策

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マスク、アルコール消毒液や除菌タオル、チャック付きのポリ袋などの感染対策グッズを持参しましょう。マスクは予備もあると安心です。
行動中は同行者以外の人と距離を保ち、会話をするときや休憩のときなど、必要に応じてマスクを着用しましょう。手指の消毒はこまめに行い、鼻をかんだ後のティッシュなどはチャック付きのポリ袋に入れて持ち帰りましょう。

通気性・速乾性に優れた登山におすすめのマスクもご用意しています。
マスク一覧へ

装備チェックリスト

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無雪期登山を想定した装備リストです。対象とする山域、時期、天候により適した装備が異なる場合があります。ご不明な点は、お近くのモンベルストアでお気軽にご相談ください。
PDFファイルはこちら

安心と一緒に出かけよう、モンベルのアウトドア保険

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保険も登山“装備”のひとつです。安心して登山を楽しむために、行動中の予期せぬ“もしも”に備えて傷害保険に加入しましょう。モンベルのアウトドア保険は、事故によるケガの補償をはじめ、捜索救助費用や他人をケガさせてしまった場合の賠償事故など、さまざまなトラブルに対応します。

出発当日のお申し込みでもOK! 予定に合わせて加入できる
国内旅行傷害保険 短期補償タイプについて

日常生活からアウトドアまで年間を通じてサポート
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山岳雑誌『岳人』とパンフレットのご案内

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山岳雑誌『岳人』は、毎号テーマを絞り、さまざまな角度から山の魅力をお届けしています。おすすめの登山ルートをはじめ、実用的なハウツーや現地最新情報など、初心者からベテラン登山者まで楽しめる情報が満載です。
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パンフレットは、全国のモンベルストア店頭にて無料配布中! ウェブサイトからダウンロードもできます。
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