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そもそも、氷の上でなぜ滑るのか―。
その主な原因はソールと氷の間にできる「水の膜」です。例えば、冷凍庫から取り出したばかりの氷をつかんでみると分かりやすいでしょう。最初はしっかりとつかめた氷も、少し溶けだすとたちまちつかみづらくなってしまいます。水の膜は触れ合っているものの摩擦係数を下げ、滑りやすくしてしまうのです。路面に張った氷の上でも、気温差や太陽光により氷が溶け、同じことが起こっています。
靴のソールが本来のグリップ力を発揮するには、この水の膜を取り除くことが必要です。アイスグリッパーソールには、ポリエステルの微細な繊維が練り込まれ、さらに水を排出するための細い溝が配置されています。
氷の上に着地すると、まずこのポリエステル繊維が針のように水の膜を破ります。細かく分かれた水は溝に入り込み、外側へ排出されます。ソールのラバーが氷面を捉えられるようになり、本来のグリップ力を発揮することができるのです。
アウトドアではもちろん、冬季の旅行、凍った道や雪道を歩く日常など、さまざまなシーンで活躍するアイスグリッパー。この冬、ぜひお試しください。
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