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山でのもしもに備える、クマ対策アイテム

2024/3/11

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クマは、冬眠から目覚めたばかりの春先や冬眠に備え食欲の増す秋になると、餌探しに夢中で警戒心が薄れるため、遭遇に注意すべき季節です。山でクマと出合わないための対策を立てたり、出合ってしまった「もしも」に備える必要があります。シーン別におすすめ商品をご紹介します。

はじめに

クマによる被害を避けるためには遭遇しないことが最も重要です。クマは基本的には人を避ける動物なので、まずはこちらの存在を相手に知らせる必要があります。しかし、突発的に出合うと防御的な攻撃を招き、危険な場合があります。もしもクマと遭遇した際には、まず落ち着くこと、そして適切に行動できるよう装備や心の準備をしておくことが大切です。


クマを避ける

クマの生息域へ入るときは複数人で行く、熊鈴を付けるなど、においや音で人間の存在を気づかせ、クマに避けてもらうことがまず大切です。状況や場所によって音の出るアイテムを使い分けるとよいでしょう。目撃・出没情報のある所には近づかないようにしましょう。

自分の存在を知らせる

人の少ない場所

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バリエーションルートなど人間の気配が少ない場所では、熊鈴がおすすめ。特に、音が立ちにくい単独行では必ず持っていきましょう。熊鈴はザックやベルトに取り付けておけば動きに合わせて音が出ます。形状や素材によって音の響きや音色もさまざまで、タイプの異なる複数のベルを携帯しておくと、幅広いシチュエーションをカバーできます。消音機能付きタイプもあるので、往来の電車やバスの中でも安心です。

ベル型:高音で音の余韻が長く、広範囲に響きやすい

カウベル型:素朴な音色で広範囲に響きやすい

鈴型:クリアな音色でわずかな動きでも音が鳴る

消音機能付き

見通しの悪い場所や、荒天の時

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見通しの悪い場所ではお互いの存在に気づきにくく、沢筋の川の音が大きいところや、風が強い日、雨の日などは、音や人間のにおいが伝わりにくくなります。そうしたエリアに入る前に、より大きな音が出るホイッスルや警笛などを定期的に鳴らすことが有効です。

|PICK UP|
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フロンティアーズマン ベアホーン

車のクラクションより大きな音を出すスプレー式の警笛。約800m先まで音が届きます。クマの生息地に入る際、定期的に鳴らして使用し、遠方から人間の存在を知らせ、野生動物との遭遇を未然に防ぎます。遭難、緊急時の警笛としても使用できます。
※人間を見つけて突進・攻撃態勢になっているクマを抑止するためのものではありません。


山菜取りなど動きが少ない時

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移動が少ないうえ、黙々と作業し動きが小さく熊鈴などの音が立ちにくい時は、ラジオを流すなど音が出る工夫を。

もしもクマと遭遇したら

遠くにクマがいることに気が付いた場合は、落ち着いて静かにその場から立ち去りましょう。存在を知らせるため物音を立てるなど様子を見ながら立ち去ることも有効ですが、急な動きや大声などはクマを驚かせてしまうので慎重に。母グマは特に攻撃的になりやすいので注意しましょう。

50m程度の距離

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ゆっくりと静かに後退

両腕を振りクマに存在を知らせ、クマから目をそらさずにゆっくりと静かに後退。

NG行為
・背を向けて走って逃げる
・大きな音を出す
・荷物を置いて逃げる

20m程度の距離

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クマを刺激しないように後退

走る・大声はNG。クマから目をそらさずにゆっくりと静かに後退し、障害物がクマとの間にくるようにする。もし、突進してきても、威嚇突進の場合は途中で止まり後退することが多いので、落ち着いて対処。

クマと至近距離で遭遇または、クマが接近してきた場合

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ためらわずスプレーを噴射
クマがひるんだ隙に、安全な場所に逃げる


至近距離で遭遇した場合、クマによる直接攻撃など過激な反応が起きる可能性が高くなります。攻撃を回避する完全な対処法はありません。クマ撃退スプレーを携行している場合は、クマに向かって噴射することで攻撃を回避できる可能性が高くなります。
できるだけ風上に移動
クマとの距離がスプレーの噴射距離より離れていると効果が期待できません。

本製品はすべての状況下で効果が発揮されること、被害を防ぐことを保証するものではありません。
本製品は野外で不意にクマに遭遇した場合に、クマの攻撃を抑止する用途で使用されるクマ対策スプレーです。
本製品を携帯していても過信せず、クマと遭遇しないための対策をたて、注意を怠ることなく、決してクマに自分から近づいたりしないようにしましょう。

持ち運びの際は細心の注意を払いましょう

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誤噴射防止のため、付属のセーフティークリップを正しく装着し持ち運びましょう。特に、公共交通機関などでの移動の際は専用ホルスターに入れバックパックの中にしまっておくなど、慎重な取り扱いをお願いします。

【装着方法】
セーフティークリップを「カチッ」と音がするまで押し込み外れないように固定します。
セーフティークリップを紛失しないように注意してください。

スペア用のクリップもご用意しています。

シミュレーションや装備位置が重要

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いざという時には、とっさに操作ができないもの。正しく、素早く使うために事前にイメージトレーニングをしておくとよいでしょう。また、素早く対処するために、胸の位置に装備したり、ベルトなどに通し、歩行の妨げにならない取り出しやすい腰回りに装備しておくのがおすすめです。

関連情報

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