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フットウエアの選び方

2023/1/25

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登山の三種の神器(登山靴、雨具、バックパック)に挙げられるように、登山靴は登山に必要不可欠な装備です。自分に合った靴は登山の安全性を高めてくれる一方、合わない靴を選んでしまうと、ケガなどのトラブルにもつながりかねません。多様なラインアップの中から自分に合った登山靴を選ぶ方法をご紹介します。

登山靴に求められる性能

登山では、凸凹道やガレ場、岩場やぬかるんだ泥道など、普段の生活の中では出くわさないような悪条件の道を歩きます。このような状況で登山靴には次のような性能が求められます。

ソールの滑りにくさ

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安全な歩行のためにはソール(靴底)の滑りにくさ、つまりグリップ力が重要です。滑って転ぶとケガを負うことや、状況によっては滑落して事故につながることもあります。
選ぶポイントはアウトソールの素材です。モンベルが独自開発した「トレールグリッパー」や、イタリアの老舗メーカー、ビブラム社製の「ビブラムソール」は、滑りにくいゴムを使用しています。

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「トレールグリッパー」は、独自配合のゴムを使い、地面の微細な凹凸に食い込み、まるで吸い付くように地面をとらえ、驚異的なグリップ力を発揮します。濡れた岩の上や木道などでも滑りにくく、雨が多い日本の山岳環境で真価を発揮します。

足首の高さとソールの剛性

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荷物を背負って凹凸のある道を歩く登山では、快適に歩行するために用途に応じた靴の選択が必要です。

【ハイカットブーツ】
足首をホールドすることで足首のねん挫のリスクを軽減し、剛性の高いソールが岩の凹凸から足裏を保護します。森林限界より高所を歩く縦走登山や、重い荷物を背負って歩くテント泊登山に推奨しています。

【ミドルカットブーツ】
ハイカットブーツとローカットブーツの中間的な性能を持っており、比較的荷物の少ない山小屋泊登山や日帰り登山に適しています。

【ローカットブーツ】
足首の自由度が高く柔らかいソールなので、軽快な歩行が可能です。低山での日帰りハイキングや、軽量な荷物で山を駆け抜けるトレイルランニングにおすすめです。

防水・透湿性

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足が濡れると、不快なだけでなく靴擦れの原因にもなり、また冬季には凍傷の危険性もあるので、靴内部をドライに保つことは重要です。
靴の内部が濡れる原因は2つあります。一つは外部からの浸水によるもの、もう一つは自分の汗によるものです。靴の内部をドライに保つためには、外部からの浸水を防ぐ防水性と、汗による水蒸気を排出するための透湿性が求められます。そのため、ゴアテックスなどの防水透湿性素材を使用した靴がおすすめです。天候が良い日の日帰り登山などの場合は、通気性の良い非防水の靴も使用できます。状況に応じて選びましょう。

登山靴の構造

次に登山靴の構造について詳しく紹介します。普段履きのスニーカーと違い、それぞれのパーツに登山に必要な機能が盛り込まれています。

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A:タン(ベロ)…舌に似た形状なのでベロと呼ばれます。「袋ベロ」というアッパーとの一体構造で水の侵入を防ぎます。
B:フック・ハトメ…靴紐を金具の穴に通すタイプと、金具に引っ掛けるタイプ、軽量なテープタイプなどがあります。
C:靴紐…形状は平型や丸形、楕円(オーバル)型などがあります。紐の代わりにワイヤーをダイヤルで回してフィットさせるBOAフィットシステムもあります。
D:ラバーランド…アッパーをラバーで補強。足のぶれを抑えるとともに耐久性・防水性を高めています。
E:トゥーカップ…岩や木の根など硬いものにぶつけてもつま先を傷めないよう、硬い樹脂のカップが内蔵されています。
F:ヒールカウンター…かかとがぶれないよう、樹脂製の芯を入れて補強しています。
G:アンクルフォームパッド…シューズ内部の足首部分にパッドを封入。足首を包み込む構造にすることで、ぶれのないホールド感を実現させています。
H:トゥーバンパー…ソールと一体成形のバンパーで痛みやすい足先を強力にガードしています。
I:シャンク…ソールのねじれを防ぎ、ブーツの剛性を高めるためのプレート。岩場や重装備でも安定した歩行をサポートします。
J:ミッドソール…軽量性とクッション性に優れたEVA素材を使用。着地の衝撃を吸収し、足裏を保護します。

足の形に合った靴を選ぶ

どんなに優れた靴でも、自分の足の形に合わなければ意味がありません。幅が広めのもの、狭いものがあります。実際に試着してみて、指が当たっていないか、かかとが浮かないか、フィット感を確認しましょう。

モンベル・オリジナルラスト

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日本人の足は欧米人に比べて、幅広タイプが多いといわれています。モンベルでは、日本人に多い足の形に合わせたラスト(靴の原型となる木型)を独自開発しました。

足幅の広いワイドモデルを展開

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同じサイズ(足長)でもワイズ(足囲)によってフィット感は大きく異なります。モンベルではワイズが大きい方に幅広サイズ(ワイドモデル)をご用意しています。

ワイズ(足囲)とは?

ワイズとは親指根本と小指根本の最も幅が広い部分の周囲の長さを示します。

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目的に応じて選ぶ

日帰り、山小屋泊、テント泊などの山行形態や季節によっても適した登山靴は変わります。背負う荷物の重さや目的に合わせて登山靴を選びましょう。
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アルパイン〈本格的な冬季登山〉

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足首の高さ:ハイカット
ソールの硬さ:とても硬い

雪山登山で使用する登山靴はアイゼンとの相性を考慮してソールは硬いものを選びます。ワンタッチ・セミワンタッチアイゼンに対応する、かかとやつま先にコバがあるモデル選びましょう。

アルパイン〈残雪期登山・テント泊や縦走登山〉

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足首の高さ:ハイカット
ソールの硬さ:硬い

荷物が重くなるテント泊や長期縦走には、足首をしっかり保護してくれるハイカットブーツがおすすめです。ソールはやや硬めで、重たい荷物を背負って長時間行動するのに適しています。

トレッキング〈山小屋泊や日帰り登山〉

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足首の高さ:ミドルカット
ソールの硬さ:やや硬い

日帰り登山から山小屋泊まで幅広く対応できるのが、ハイカットとローカットの中間の性能をもつミドルカットブーツです。程よい足首の保護性能を備えており、ソールはやや硬めで、小屋泊程度の荷物を背負っての長時間行動にも対応します。

ハイキング〈距離が短く高低差が少ない日帰り登山〉

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足首の高さ:ローカット
ソールの硬さ:柔かい

日帰りで荷物が少なく、低山や里山で整備された登山道を歩く場合は、履き口がくるぶしくらいまでの高さのローカットシューズがおすすめです。足首が自由で動かしやすく、ソールも柔らかめなので歩きやすいのが特長です。

脱ぎ履きがしやすいBOAフィットシステム
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「BOAフィットシステム」はダイヤルを回すことで素早くフィット感の調節ができ、脱ぎ履きも容易に行えます。グローブをしたままでも操作することができます。

登山靴のお手入れについて
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登山靴のコンディションを良好に保つためには、山行前と帰宅後には登山靴の状態を確認し、こまめにメンテナンスを行いましょう。特にソールは、使用していなくても経年劣化で剥がれることがあるので、使用前には入念にチェックします。メンテナンス方法や交換パーツ、修理については下記ページをご覧ください。
登山靴のメンテナンスについてはこちら
修理についてはこちら

フットウエアのパーツ

交換用のシューレースやインソールを販売しており、穴の開いたインソールのセルフリペアやお好みの色の靴紐にカスタマイズすることができます。

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