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色とりどりの絶景を楽しもう! 「秋山登山装備ガイド」

2023/9/20

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秋は快適な登山が楽しめる一方で、寒暖差が大きく、麓は過ごしやすい気候でも標高が高いエリアでは真冬並みの寒さになることがあります。日没の早さや朝夕の冷え込み、予期せぬ降雪など、この時季ならではの注意点もあります。秋の登山を楽しむために必要な装備をご紹介します。

秋の登山で注意すること

日照時間を踏まえた計画を


秋が深まるにつれ日はどんどん短くなっていきます。10月半ばになると夕方5時には日没を迎えます。日照時間の短さと夕方からの気温の低下を考えて、早めの出発と下山のスケジュールを組みましょう。

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冷え込みや積雪に備えよう


高山では9月に入ると氷が張り、10月になると降雪も珍しくありません。11月に入れば低山でも雪は降ります。十分な防寒対策をするとともに、軽アイゼンやチェーンスパイクなども準備しておくとよいでしょう。

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野生生物との遭遇に気をつけよう


秋は冬眠を控えた熊が活発に動き回る季節。熊鈴や熊よけスプレーを携行しておくとよいでしょう。また、スズメバチの気性も荒くなります。ハチに出会ったら姿勢を低くしてゆっくりとその場を離れましょう。

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秋の基本装備

安全・快適な登山は、正しい道具選びから。登山に欠かせない三種の神器(レインウエア・バックパック・登山靴)をはじめ、さまざまな登山装備をご紹介します。

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ウエア


動きやすさ、速乾性に優れるウエアが大前提。寒暖差が激しい季節なので、登山中は脱ぎ着をして快適温度を保ちましょう。雨天や強風に備えるレインウエアや、冷え込みに備える防寒着は必携です。

バックパック


容量は必要な装備の量に合わせます。夏山に比べて、防寒着などかさばる荷物が増えるので、やや余裕のあるサイズ選びがおすすめです。
■日帰り:20~30L
■山小屋泊:30~40L
■テント泊:50L以上

登山靴


日帰り登山や山小屋泊登山はミドルカット、テント泊登山はハイカットがおすすめです。しっかりと足をホールドする剛性の高いものを選びます。クッション性の高い厚手の靴下も重要な装備。登山靴のフィッティングにも影響するので、登山靴を購入する際には、実際に使用する靴下で試し履きを。降雪や凍結に備えて軽アイゼンも用意しましょう。

【モデル着用ウエア】ストレッチO.D.ワークキャップ / ライトシェル ジャケット Men's / ガイドパンツ Men's / トレッキング フィンガーレスグローブ Men's / アルパインパック 30 / アルパインポール / マウンテンクルーザー600 レザー Men's

秋山ウエアのレイヤリング

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気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がるといわれ、登山口から山頂までの温度差や、行動中の発汗・体温の上昇を考慮したウエア選びが欠かせません。そこで重要となるのが「レイヤリング」(重ね着)。レイヤリングとは、ウエアを3つの層に分け、適切に脱ぎ着することで、快適な衣服内環境を保つための方法です。

アウターレイヤー(防水・防風)…風雨から体を守る。
ミドルレイヤー(保温・通気)…保温性を確保しつつ蒸れを逃す。気象条件が穏やかならアウターとしても活躍。
ベースレイヤー(吸水拡散・保温)…汗冷えを防ぎ暖かさを保つ。
レイヤリングシステムについて

行動中は暑くても休憩中は寒くなります。山小屋泊・テント泊はもちろん、日帰り登山でも防寒対策は忘れずに。

アウターレイヤー(レインウエア)

雨や風、時には雪から身体を守る役割を持つのがアウターレイヤー。晴れている日でもレインウエアは上下セットで必ず持参しましょう。汗や蒸れを逃してくれる防水透湿性に優れたウエアがおすすめです。肌寒いときにはウインドブレーカーとしても役立ちます。

ミドルレイヤー(中間着・行動着)

保温性を調整するのがミドルレイヤーです。運動量の多い登山では、汗をかいても素早く乾く素材の、動きやすいウエアが適しています。暑くなったら首元を開けて温度調整ができるよう、ボタン付きのシャツやジップシャツがおすすめ。「暑いな」「寒いな」と思ったらすぐに脱いだり重ね着したりして、発汗や汗冷えを抑えましょう。

ソフトシェルは、防風性と保温性を備え、ストレッチ性にも優れる高機能ウエアです。アウターレイヤーにも中間着にも使え、動きやすいので、保温力の調節に気をつかう秋の登山に活躍します。詳しくはこちら

ベースレイヤー(Tシャツ・アンダーウエア)

一番肌に近いベースレイヤーは、汗を素早く吸水拡散させて肌を常にドライに保ち、汗冷えを防ぎます。ミドルレイヤー(行動着)の下に、保温性と速乾性を備えた高機能アンダーウエアを着用して快適な状態で行動しましょう。

パンツ/スカート/タイツ

歩行時に脚を動かしやすいよう、ストレッチ性に優れた生地や立体裁断が施されたものを選びましょう。ショーツやスカートを履く場合にはタイツを着用しましょう。脚を保護するだけではなく、歩行をサポートする機能を持ったタイツもラインアップしています。

防寒着

秋の山歩きにはコンパクトに収納できて、必要な時にさっと着用できる防寒着は必携です。体温が急に下がる休憩時には面倒がらずに着るようにしましょう。

帽子・グローブ・ソックス・スパッツ

帽子

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保温性のある帽子は秋から冬の山歩きには必須アイテムです。

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グローブ

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手を守るためにグローブを着用しましょう。

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ソックス

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暖かく疲れにくい厚手のものを選びましょう。

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スパッツ

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靴のはき口から水の浸入を防ぎます。

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秋山登山のギア

日帰り登山を想定した基本アイテム

バックパック

バックパックの容量は20~30L程度がおすすめです。雨天時にはレインカバーを付けて対応します。

フットウエア

足首の保護性能と履き心地の良さを兼ね備えたミドルカットがおすすめです。

登山を安全快適にする装備

サングラス

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山の上は平地に比べて紫外線が強くなります。目を保護するためにサングラスをかけましょう。

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トレッキングポール

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登りでは体の引き上げ、下りでは足にかかる負担を軽減してくれます。

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ボトル

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水分補給はこまめに行いましょう。

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ヘッドランプ

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思わぬトラブルにより下山が遅れる場合があります。日帰りでも必ずヘッドランプを持参しましょう。

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携帯トイレ

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アウトドアフィールドでの使用に適した軽量コンパクトな携帯トイレ

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軽アイゼン

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コースによって必要です。思いがけない降雪に備えて携行しましょう。

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行動食・サプリメント

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必要な栄養素を最適なタイミングで摂ることが重要です。

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熊鈴

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クマやイノシシなどの野生動物に人の存在を知らせるためのアイテムです。

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熊よけスプレー

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熊が出没する地域への山行の際に、携行することでリスクを軽減することができます。

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緊急時に役立つ装備

ケガをしたときなど、緊急時に役立つ装備。山小屋泊やテント泊はもちろん、日帰り登山でもバックパックに入れておくと安心です。

山小屋泊登山に必要な装備

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テント泊よりも少ない荷物で山に泊まれる山小屋泊登山。日帰り登山の装備に加えて、翌日の着替えや洗面用具などの装備が増えます。そのため、バックパックの大きさは30~40L程度がおすすめです。登山靴は足首までしっかり覆うミドルカットやハイカットのものを選びましょう。

バックパック

フットウエア

宿泊時に必要な装備

入浴できる山小屋は限られるため、汗や汚れをふき取るにはウェットティッシュや濡らしたタオルなどを使いましょう。布団の中に敷くインナーシーツを用意すると、衛生面で気になる場合も安心です。ウエアやギアにカラビナなどの目印を付けておくと取り違えを防げます。

テント泊登山に必要な装備

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山の衣食住をすべて背負って歩くのがテント泊登山。基本装備にプラスして、テントや寝袋、マットや調理器具、食料など、
必要な装備が大幅に増えます。泊数やプランによりますが、50~60L程度の大型のバックパックを用意しましょう。登山靴は、重い荷物と体をしっかり支えられるよう、ハイカットでソールの固いものがおすすめです。

バックパック

フットウエア

テント・寝袋

テントは耐風性に優れ、軽量コンパクトに収納できる山岳モデルがおすすめ。寝袋は宿泊地の最低気温に対応するのもをえらびます。下からの冷気を防ぐマットは必須装備です。テント内ではコンパクトなランタンが役に立ちます。

バーナー・クッカー・食品

山での食事は軽くて持ち運びしやすい食品とバーナーがあると便利です。サーモボトルがあれば休憩時に暖かい飲み物で体を温めることができます。

装備チェックリスト

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無雪期登山を想定した装備リストです。対象とする山域、時期、天候により適した装備が異なる場合があります。ご不明な点は、お近くのモンベルストアでお気軽にご相談ください。

ツアー情報・アウトドア保険

安全登山イベントと秋山ツアー

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モンベル・アウトドア・チャレンジ(M.O.C.)では、初めての方でも楽しめるツアーを多数開催しています。

安全登山技術を学ぶ「山歩き講習会」


いざという時に役立つ安全対策の基礎知識やトラブル対処法を、実際に山を歩きながら楽しく学びましょう。1回のみのご参加もOK。主に初心者の方を対象としています。
M.O.C. イベント「山歩き講習会」はこちら

紅葉の山旅へ!


北から南へと始まる紅葉前線。全山を埋めつくす鮮やかな紅葉もあれば、緑の樹々の中に淡く染まる紅葉もあり。各地の選りすぐりの紅葉コースをぜひお楽しみください!
M.O.C. イベント「紅葉の山旅へ!」はこちら

安心と一緒に出かけよう、モンベルのアウトドア保険

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保険も登山“装備”のひとつです。安心して登山を楽しむために、行動中の予期せぬ“もしも”に備えて傷害保険に加入しましょう。モンベルのアウトドア保険は、事故によるケガの補償をはじめ、捜索救助費用や他人をケガさせてしまった場合の賠償事故など、さまざまなトラブルに対応します。

出発当日でもOK! 必要なときだけ加入できる
国内旅行傷害保険 短期補償タイプについて
アウトドアから日常生活まで、年間を通じてサポート
傷害総合保険 長期補償タイプについて

日帰りで楽しめるフレンドエリアおすすめの山
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全国のモンベル・フレンドエリアからこの秋おすすめの山をご紹介します。モンベルクラブ会員さまなら、全国のフレンドエリア・ショップでお得な優待特典が受けられます!

全国のフレンドエリア&ショップについて
うれしい&おトクがいっぱい! モンベルクラブ

紅葉の景色は地域や植生によってさまざま。麓から見上げる、山頂から見下ろす、水面に映る様子を眺める。どこから見るかによってもその表情は変わります。ここでは、全国から厳選した、日帰りメインで楽しめるバラエティに富んだフィールドをご紹介します。

点在する湖沼を染める紅葉のモザイク模様

焼石岳(岩手県)

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栗駒国定公園の一部である焼石連峰の主峰で日本二百名山にも選定されています。頂上からの眺めは抜群で、鳥海山、月山、岩手山など東北の名峰が一望できます。
紅葉の見ごろ:9月下旬~10月下旬
「フレンドタウン 奥州市」はこちら

一足のばして秋色の岩峰から名瀑を楽しむ

奥久慈男体山(茨城県)

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奇岩、怪石がつくりだす雄大な景観が魅力の山。快晴の日には山頂から磐梯山や遠く太平洋まで見渡せます。日本三名瀑にも数えられる袋田の滝までの縦走はアップダウンが激しい健脚ルートです。
紅葉の見ごろ:11月中旬~下旬
「フレンドタウン 奥久慈大子」はこちら

赤く染まるシロヤシオが美しい

竜ヶ岳(三重県/滋賀県)

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春に白い花を咲かせるシロヤシオが、秋には紅葉し山を彩ります。なだらかな山容で初心者にもおすすめです。
紅葉の見ごろ:10月下旬~11月中旬
「フレンドエリア 三重」はこちら
「フレンドタウン 東近江市」はこちら

錦に染まる景色をロープウェイから一望

寒霞渓(香川県)

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小豆島のほぼ中央に位置する渓谷。巨岩をすり抜けて歩くコースや、ロープウェイから紅葉を眺めるゆったりコースが人気。
紅葉の見ごろ:11月上旬~下旬
「フレンドアイランド 小豆島」はこちら

高い崖面が連続する雄大な紅葉の渓谷

断魚渓(島根県)

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約4kmに渡って連なる雄大な渓谷。断崖や奇岩、滝と紅葉の美しいコントラストを楽しめます。
紅葉の見ごろ:11月上旬~中旬
「フレンドタウン 邑南町」はこちら

山岳雑誌『岳人』月刊・毎月15日発売

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『岳人』10月号は特別編集「秋山」。日本全国の紅葉の名山から、温泉、グルメなど、秋ならではのプランなどを紹介しています。
価格 1,100円(税込)

岳人2023年10月号【特別編集 秋山】

『岳人』定期購読キャンペーン実施中!詳細はWEBをご覧ください。

岳人定期購読はこちら

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