お使いのブラウザ(Internet Explorer)ではコンテンツが正常に表示されない可能性があります。
Microsoft Edgeのご使用をおすすめいたします。


ホーム>三重の森のうまし幸「みえジビエ」

三重の森のうまし幸「みえジビエ」

2021/11/12

アウトドアでもお家でも! ヘルシーでおいしい「みえジビエ」を食べよう

イメージ画像

近年、注目のジビエ。野生鳥獣を意味するフランス語で、ヨーロッパでは貴族の料理として長い歴史を持っています。一般家庭では口にする機会の少なかったジビエですが、いま日本各地でファンが増えています。
今回は三重県が誇る「みえジビエ」の魅力についてご紹介します。

おいしいにはワケがある! みえジビエの魅力

みえジビエって何?

イメージ画像

三重の豊かな自然が育んだ鹿肉や猪肉のうち、厳しい規定をクリアした良質なジビエ肉だけが「みえジビエ」を名乗ることができます。
三重の山河で、みずみずしい草木の新芽をお腹一杯食べて育った鹿や猪はうまみがたっぷり。
その鹿肉・猪肉を上品な味わいのまま提供するために、県では独自のマニュアルを作り、捕獲から解体、提供にいたるまでさまざまな基準を定めています。このマニュアルのもと、消費者のことを考え、誇りを持って取り組む関係者の努力が、みえジビエのおいしさの理由です。
みえジビエのおいしさの秘密をもっと詳しく

鹿肉、猪肉ってどんな味?

イメージ画像

鹿肉は赤身でキメが細かく、クセのないあっさりとした味わいです。ヨーロッパでは高級食材として扱われています。脂身がほとんどないため、牛肉や豚肉と比べて高タンパクで低カロリー、さらに鉄分やミネラルなどさまざまな栄養素が含まれています。
猪肉は豚肉と比べて濃厚な味わいですが、脂はさっぱりしていて甘みがあります。ビタミンB群や鉄分が豊富です。

どうやって調理するの?

イメージ画像

初めてだからと構える必要はありません。みえジビエには、家庭でも簡単に調理できる鹿肉のハンバーグやつみれなどの加工品もあります。ブロック肉の調理は難しそう……という方は、手軽に食べられる加工品からジビエ食を取り入れてみてはいかがでしょうか。
次章では赤身肉の特徴を生かした、キャンプやお家で簡単に作れるおすすめレシピをご紹介します。

気になるみえジビエを初体験! シーン別おすすめレシピ

アウトドアで食べたい、みえジビエ料理
RECIPE1 ロースト鹿肉
イメージ画像

しっかりとした肉の味わいが楽しめるご馳走レシピ。肉を寝かせることで、簡単に柔らかく仕上げることができます。炭火で炙った表面は香ばしく、食欲をそそります。

材料(2人分)

・鹿ロース肉……120g
・皮付きニンニク(串で数カ所に穴をあける)……1片
・お好みのハーブ(ローズマリー、ローリエ、タイムなど)……適量
・ほかの料理で使用した香味野菜のくず……適量
・バター……10g
・市販のBBQソース……適量
・エキストラバージンオリーブオイル……適量
・塩コショウ……適量
・サラダ油……適量

作り方

イメージ画像

1. 鹿肉は常温に戻してから使用する。両面に塩コショウし、しっかりと熱したスキレットにサラダ油を入れて強火で表面だけを香ばしく焼く。

イメージ画像

2. メスティンにクッキングシートを敷き、鹿肉とニンニク、くず野菜、ハーブ、バターを入れて、隙間ができるように少しずらして蓋をする。火の上に置き、じゅうじゅうという音を確認してから弱火のところへ移して10分。火からおろして15分ほど寝かせる。

イメージ画像

3. 鹿肉を取り出し、BBQソースをかけて炭火で炙る。鹿肉を切って盛り付け、軽く塩コショウをし、BBQソースとオリーブオイルをかける。
火の通りが足りないときは、炭火で焼いてからお召し上がりください。

RECIPE2 鹿肉と野菜のブロシェット
イメージ画像

BBQで一度はやってみたい、見た目も味もワイルドな串焼き。串に刺して焼くだけの簡単調理で、お肉も野菜もおいしくいただけます。鹿肉はスライスし、野菜には先に火を通しておくことで、焼き時間を短縮できます。

材料(4人分)

・鹿モモ肉……240g
・ミニトマト……4個
・お好みの野菜やきのこ(パプリカ、ズッキーニ、ナス、シシトウ、タマネギ、椎茸など)……適量
・市販のBBQソース……適量
・エキストラバージンオリーブオイル……適量
・塩コショウ……適量

作り方

イメージ画像

1. 鹿肉は火が入りやすいようにスライスし、塩コショウする。お好みの野菜やきのこは、焼く・茹でる・蒸すなどの加熱処理をして冷ましておく。

イメージ画像

2. 金串に鹿肉とミニトマト、野菜を交互に刺して彩り良く仕上げ、軽くオリーブオイルをかけてなじませる。

イメージ画像

3. 軽く塩コショウしてから、炭火の上で回しながら焼いていく。仕上げにBBQソースをかける。

RECIPE3 鹿肉と野菜のアヒージョ
イメージ画像

味付け肉を使うので、失敗なしでおいしいアヒージョが作れます。鹿肉と野菜のうまみが溶け出したオイルは絶品! バゲットなどのパンと一緒にお召し上がりください。

材料(3~4人分)

・鹿肉の味付け焼肉……1袋(180g)
・白ネギ……1本
・マッシュルーム……4個
・メークイン、カリフラワー(茹でておく)……適量
・ミニトマト……4個
・皮付きニンニク(串で数カ所に穴をあける)……2片
・鷹の爪(種を取る)……1本
・アンチョビフィレ……2枚
・お好みのハーブ(ローズマリー、ローリエ、タイムなど)……適量
・エキストラバージンオリーブオイル……適量
・塩コショウ……適量

作り方

イメージ画像

1. スキレットにオリーブオイル約50mLとニンニクを入れて、弱火で熱して焦がさないように香りを出していく。ニンニクの香りが十分にオリーブオイルに付いたら、鷹の爪とアンチョビを入れて軽く火を通す。ミニトマト以外の野菜を加え、軽く浸るくらいまでオリーブオイルを足し、塩コショウで味を整えて煮込んでいく。

イメージ画像

2. ミニトマトを入れてさらに煮込み、鹿肉の味付け焼肉とハーブを加える。鹿肉に火が入ったら完成。
ニンニクは焦がさないようにご注意ください。温度が高くなったらオリーブオイルを足して調整してください。

レシピに使用した「鹿肉の味付け焼肉」が入ったセット

RECIPE4 鹿肉ハンバーグ 益荒男(ますらお)焼き
イメージ画像

鹿肉のうまみが凝縮されたジューシーなハンバーグを、大根おろしでさっぱりと。三重県津市のジビエ料理の名店「ミュゼ ボンヴィヴァン」の出口シェフが監修した「美恵益荒男ソース」が味の決め手です。

材料(2人分)

・鹿肉のハンバーグ……2個
・タマネギ(スライスしておく)……1/2個
・舞茸……1パック
・モヤシ……半袋
・カイワレ大根……1パック
・大根おろし……適量
・美恵益荒男ソース……適量
・塩コショウ……適量
・サラダ油……適量

作り方

イメージ画像

1. スキレットにサラダ油をひき、ハンバーグを両面ともこんがりと焼く。両面に焼き色が付いたら炭から離し、時々ひっくり返しながら余熱で中まで火を通す。

イメージ画像

2. 別の鍋でタマネギと舞茸を炒めて軽く塩コショウし、モヤシを加えてさらに塩コショウで味を整える。

イメージ画像

3. ハンバーグに2をのせ、熱々の状態で大根おろしとカイワレ大根を散らし、仕上げに美恵益荒男ソースをかける。

お家で作ろう、簡単みえジビエレシピ
RECIPE1 鹿肉の和風クリーム煮込み
イメージ画像

材料(2人分)

・鹿モモ肉……100g
・タマネギ……1/4個
・ジャガイモ……1/2個
・ニンジン……20g
・ブロッコリー……4房
・きのこ類……適量
・バター……10g
・薄力粉……大さじ1
・ニンニク(チューブ)……小さじ1/2
・牛乳、生クリーム……各100cc
・白味噌または合わせ味噌……小さじ1
・だし汁……200cc
・コショウ……少々
・とろけるチーズ……適量
・サラダ油……大さじ1

作り方

1. 塩コショウ(分量外)をした鹿肉に、ひたひたになる程度の牛乳(分量外)を入れて2時間ほど浸け置く。
2. タマネギは薄切り、ジャガイモはひと口大、きのこ類は食べやすい大きさ、ニンジンは半月または扇に薄く切る。ブロッコリーは固めに塩茹でしておく。
3. 1の鹿肉を4等分に切り、薄力粉を大さじ1/2まぶす。鍋にサラダ油を入れて肉を焼き、色が変わったら取り出す。
4. その鍋にバターを入れ、ニンニクを加えて香りがしてきたら2の野菜を炒める。バターが全体に行き渡ったら残りの薄力粉を加え、粉っぽさがなくなったら鹿肉を戻す。だし汁を加えて蓋をしてじっくり弱火で煮込む。
5. 野菜が柔らかくなったら牛乳と生クリームを加え、沸騰させないように加熱しながら味噌を加える。
6. コショウで味を整え、チーズを加える。器に盛り付け、ブロッコリーを添える。

Point
鹿肉を牛乳に浸けることで柔らかくなります。隠し味に味噌を加えてうまみがアップ!

RECIPE2 黒酢酢鹿
イメージ画像

材料(2人分)

・鹿肉のつみれ……1袋(160g)
・ニンジン……1/2本
・タマネギ……1/2個
・ピーマン……小3個
・レンコン……1/2個
・サラダ油……適量

【ソース】
・黒酢……大さじ3
・ケチャップ……大さじ1
・砂糖……大さじ5
・塩……小さじ1/4
・水……大さじ2と1/2

・水溶き片栗粉……片栗粉小さじ1を水大さじ1/2で溶く
・ごま油……適量

作り方

1. ソースの材料を合わせておく。
2. ニンジン、レンコンは乱切り、タマネギはくし切り、ピーマンは三角に切る。
3. 鹿肉のつみれに片栗粉をまぶして揚げる。(180℃で3~4分)
4. 野菜を油通しする。
5. 鹿肉、野菜を別皿に移しておく。
6. フライパンに1を入れて火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
7. 6に鹿肉、野菜を戻してソースと絡ませる。鍋肌からごま油を入れてゆっくりと混ぜる。

Point
中華料理の定番、酢豚を鹿肉で。鹿肉を使用することで脂質やカロリーを抑えられます。野菜は揚げずにレンジ調理すると(工程4)、さらにカロリーオフになります。

レシピに使用した「鹿肉のつみれ」が入ったセット

RECIPE3 鹿肉とジャガイモのグラタン
イメージ画像

材料(2人分)

・鹿肉ミンチ……150g
・タマネギ……1/4個
・ジャガイモ……1/2個
・バター……10g
・とろけるチーズ……大さじ3
・赤ワイン……大さじ5
・生クリーム……100cc
・塩コショウ……適量(少し多めに)
・サラダ油……適量

作り方

1. タマネギ、ジャガイモをスライスする。サラダ油をひいたフライパンでタマネギを炒める。ジャガイモはソテー、またはレンジで火を入れる。
2. サラダ油をひいたフライパンで鹿肉ミンチを炒める。塩コショウを3回に分けて味を確かめながら強めにかけ、赤ワインを入れて香りをつける。
3. 器の底にバター(分量外)を塗り、タマネギを敷き詰め、その上にジャガイモを並べる。その上にチーズを軽くのせ、鹿肉ミンチをまんべんなく敷き詰めたら塩コショウをして(お好みで鹿肉ミンチの上に卵をのせて)とろけるチーズをたっぷりのせる。
4. 仕上がりをきれいにするため、バターを中央と器周りにのせる。
5. 230℃のオーブンで15分ほど焼き、焼き色が付けば完成。

Point
ワインのお供にぴったりの簡単レシピ。生クリームは42%以上のものがおすすめです。鹿肉ミンチにカルダモンなどのスパイスを振ってもおいしくお召し上がりいただけます。

レシピに使用した「鹿肉ミンチ」が入ったセット

プロの味が楽しめる、シェフ考案みえジビエレシピ
RECIPE1 鹿肉の麻婆豆腐
イメージ画像

材料(1人分)

・鹿肉ミンチ……100g
・長ネギ(みじん切り)……1/2本
・ニンニク(みじん切り)……1片
・絹ごし豆腐……1丁
・サラダ油……適量

【肉味噌味付け用調味料】
・酒……小さじ1
・しょうゆ……小さじ1
・甜麺醤(テンメンジャン)……小さじ1

【煮込み味付け用調味料】
・豆板醤……小さじ2
・しょうゆ……大さじ2
・鶏ガラスープ……250cc
・ラー油……お好み
・水溶き片栗粉……適量

作り方

1. 鍋にお湯を沸かし、2cm角に切った豆腐を入れて再沸騰させ、ボウルにお湯ごと移して保温しておく。
2. 別鍋にサラダ油を入れて鹿肉ミンチを炒め、水分がなくなり色が変わってから【肉味噌味付け用調味料】を加えて炒める。
3. 豆板醤、ニンニクを加え弱火で香りが出るまで炒めて、鶏ガラスープ、しょうゆ、水気を切った豆腐を加えて弱火で煮込む。
4. 長ネギを入れ水溶き片栗粉でとろみをつけて、お好みでラー油を加えて器に盛ったら完成。

Point
お好みで四川山椒を加えると、より本格的な麻婆豆腐になります。豆腐を春雨に変えて麻婆春雨にしてもおいしいです。春雨の場合は水溶き片栗粉は少量にしましょう。

レシピに使用した「鹿肉ミンチ」が入ったセット

RECIPE2 鹿肉の煮込みハンバーグ~モデナ風~
イメージ画像

材料(1人分)

・鹿肉のハンバーグ……1個
・生クリーム……200mL
・バルサミコ酢……100mL
・生ハム(ハンバーグを包む用)……適量
・蜂蜜……10g
・塩……2つまみ程度
・サラダ油……適量

作り方

1. サラダ油を熱し、鹿肉のハンバーグを両面カリッと焼く。(ここでは中まで火が通ってなくてもOKです)
2. 焼いたハンバーグを生ハムで包み、180℃のオーブンに10分かけて火を通す。
3. 鍋に生クリーム、塩(味を見ながら調整してください)を入れて火にかけ、ハンバーグも加えて軽く煮詰める。
4. 別鍋にバルサミコ酢、蜂蜜を入れて弱火~中火で5分ほど、焦げないように気をつけながら軽くとろみをつけて冷ます。
5. ハンバーグを盛り付け、4のソースをかけて完成。

Point
材料、工程はシンプルで簡単ですが、見た目も味も本格的なお店の味に! バルサミコ酢のソースはしっかり冷ますととろみが出ます。

レシピに使用した「鹿肉ハンバーグ」が入ったセット

みえジビエのおいしさの秘密

イメージ画像

三重の山河が育んだ鹿猪

日本百名山「大台ケ原」をはじめ県の約65%が森林を占める三重県は、宮川・櫛田川などの清流に恵まれ、鹿・猪が餌とするみずみずしい草木の新芽がいっぱい。三重の山河の恵まれた環境で育った鹿・猪は肉のうまみが凝縮されています。

徹底した衛生・品質管理

三重県では、安全・安心で美味しい鹿肉、猪肉を提供するため、衛生管理や肉の品質の向上のための基準を細かく定めた「みえジビエフードシステム衛生・品質管理マニュアル」を策定しています。みえジビエの生産者は、このマニュアルに基づき、制限時間内での処理、徹底した温度管理など、より品質を保つために日々取り組んでいます。
このような関係者の努力が、みえジビエのおいしさへとつながっています。

「みえジビエハンター」「みえジビエマスター」が語るおいしさの秘密

\このページで紹介しきれなかったレシピなども多数掲載/
【みえジビエ公式HP】https://www.miegibier.com/

フレンドマーケットで取り扱い中のみえジビエ商品

フレンドマーケットでは、鹿肉商品のみを取り扱っています。

えりすぐりの商品を集めたモンベル・フレンドマーケット

全国のフレンドエリア&フレンドショップの中には、こだわりの食材や特産品とそれらを作る生産者がいます。魅力あふれる地域から、自然の恩恵がたっぷりつまった選りすぐりの商品を集め、お客さまと生産者をつなぐお手伝いをするのがフレンドマーケット。“安心・おいしい”を、生産者の思いとともに産地からお客さまの元へお届けします。お買い上げいただくことが、生産者や地域への応援につながります。

イメージ画像

※フレンドエリア&フレンドショップとは、モンベルの会員組織「モンベルクラブ」と提携している地域や施設です。
※モンベルクラブ会員さまは、お買い上げ金額(税抜)に応じて3%のメンバーズポイントが加算されます。メンバーズポイントは、フレンドマーケットの商品をご購入の際にはご利用いただけません。

フレンドマーケットへ